バンビーニのティラミスシャルロットケーキ

生地を焼かなくても作れる、このシーズンにぴったりなバンビーニのひんやりスイーツレシピをご紹介いたします。ビスケットのデコレーションはお好みでどうぞ。
軽い口当たりのティラミスムースとバンビーニにかけたチョコレートが食感と味のアクセント。チョコレートコーティングのデコレーションが、いつものシャルロットケーキと一味違った印象に。ぜひお試しください。

材料[12cm 底が抜ける丸型1台分]

ピエール ビスキュイットリー バンビーニ
16本
生クリーム
70ml
スイートチョコレート(製菓用)
50g
コーヒー(エスプレッソ又は濃い目に淹れたもの)
15~20ml
卵黄
30g
砂糖
30g
牛乳
60ml
ゼラチン
3g
マスカルポーネ
100g
ココアパウダー
適量

調理時間約30分

※チョコレートをテンパリングしてコーティングする時間を除きます。
※各工程で冷蔵庫で冷やす時間、組み立てる時間を除きます。

〈事前準備〉
・型の内側に、クッキングシートを型より3cmほど高めに切ったものを1周あてておく。
・卵とマスカルポーネは室温に戻しておく。
・ゼラチンは水で戻しておく。
・ (インスタントコーヒーを使う場合)熱湯15~20mlにインスタントコーヒー2gを加えて溶き混ぜる

作り方

1
バンビーニは6cmにカットする。(短い部分は底面に使用。)生クリームをボウルに8分立てに泡立て、冷蔵庫で冷やしておく。
2
〈チョコレートをテンパリングする〉チョコレートを刻み、鍋に50度の湯を沸かし、鍋より大きめのボウルでチョコレートを湯煎する。周りが溶け始めたらゴムベラで空気を入れないようにして混ぜ、チョコレートの温度を45度にキープして、なめらかになるまで溶かす。

別のボウルに10度の冷水を用意し、チョコレートのボウルの底をあてて、チョコレートを混ぜながら、27度までチョコレートの温度を下げる。粘りが出てチョコレートの温度が下がったら、50度の湯にチョコレートのボウルの底を3秒当てて混ぜる、を繰り返し、再びチョコレートの温度を30度まで上げる。(32度以上に上がった場合は、湯煎からやり直す)。

〈テンパリングチェックをする〉スプーンの背中にチョコレートを塗り、冷蔵庫で3分冷やして固まればOK。固まらない場合は、湯煎からやり直す。30度をキープしながら、壁面用のバンビーニ16本にチョコレートを斜めがけにし、クッキングシートの上に並べ冷蔵庫で冷やし固める。
3
型の内側に2を並べて、底面に1の短いバンビーニを表面を上にして敷き詰め、エスプレッソをはたいて含ませてから冷蔵庫に冷やしておく。
4
〈ムースを作る〉卵黄と砂糖をボウルに入れて、泡立て器の低速で白っぽくもったりするまで泡立てる。
5
小鍋に牛乳を沸騰直前まで温め、4に少しずつ加えながら混ぜ合わせ、小鍋に戻してゴムベラで混ぜながら、4分程度弱火にかける。
6
5にとろみがつき、鍋底がしっかりとゴムベラで分けられるようになれば粗熱をとり、水で戻したゼラチンを加えて混ぜ溶かす。
7
別のボウルにマスカルポーネを入れて、ゴムベラでときほぐし、6を加えてムラなく混ぜる。
8
1の生クリームを7に2回に分けて加え、その都度ゴムベラで手早く混ぜ合わせて3に流しこみ、冷蔵庫で8時間以上冷やし固める。
9
表面にココアパウダーをかけて、型から外し、完成。
NOTES
・バンビーニの隙間ができる場合は、使用本数を適宜調整してください。
・工程2のテンパリングで温度管理を失敗すると、チョコレートが固まらないので丁寧に作業します。また、50度以上になるとチョコレートが変質するので45度前後でキープします。

レシピで使われている商品